コンクリート二次製品の総合メーカーである日本興業(株)【5279】は、平成27年7月27日の取締役会において、(株)新茨中との間で合弁会社を設立することに関し、基本合意書を締結することについて決議したと発表した。
日本興業は、土木資材事業、景観資材事業、エクステリア事業の三事業にわたるコンクリート二次製品の総合メーカーとして、全国的な事業展開を行っており、従来より東日本においては、主に舗装材を中心とした景観資材事業を展開している。新茨中は、茨城県内を中心に、側溝や擁壁などのコンクリート二次製品や生コンの製造・販売を展開しており、昨年から日本興業の土木資材製品のOEM生産にも取り組んでいる。
今後は、新茨中の営業、生産基盤を相互に活かしながらより強固な関係を築き、東日本における土木資材事業を中心としたコンクリート二次製品の販売を行うことで、同地域における建設需要と多様な市場ニーズを取り込むとしている。