投資銀行業のOakキャピタル(株)【3113】は、(株)ピクセラ【6731】の再生支援を目的とした総額14億円のエクイティファイナンスの引受を決定したと発表した。
ピクセラは創業以来、デジタル機器を中心に、Windows、Mac、Andoroid等あらゆる規格でソフトウェアからハードウェア半導体設計に至るまで自社で開発し、製品を提供してきたが、インターネットやブロードバンドの市場が大きく変化する中で、同社にとって既存事業の再構築と新事業への転換が課題となっていた。
Oakキャピタルは、同社の再生と成長戦略を推進するに当たり、同社の財務体質改善と再生支援を目的に、総額14億円のファイナンス引受を実施する。
今後、ピクセラは、新たに参入する3つの事業分野を戦略のメインテーマとし、ソフトウェア及び ハード企画開発並びにメンテナンスまで担うデジタルトータルソリューションカンパニーを目指すとしており、Oakキャピタルは同社の成長戦略の推進を後押しすることにより、早期収益化が図られ、同社の業績ならびに企業価値の向上に繋がるものとの考え。