ソフトバンク(株)【9984】は、世界規模でモバイル広告配信プラットフォーム事業を展開するCinarra Systems Pte. Ltd.(以下「シナラ」)に、同社の既存株主とともに計約24.8億円(2千万米ドル)を出資したと発表した。
両社は日本において共同で事業を展開し、日本の広告配信事業者へ向けて消費者の興味や関心が高い情報を提案できる機会を提供する。ソフトバンクはすでに日本のネットワークにおいてこのサービスを導入し、推奨型広告配信プラットフォームを運用している。
今回の資金調達により、シナラは製品開発チームの増強および通信事業者とのビジネスを世界的に拡大することが可能となる。
シナラは、携帯通信事業者と広告配信プラットフォームが強力に連動できるソリューションを提供し、プライバシー情報を安全かつ適切に利用し、モバイルエコノミーの基盤づくりを行っており、携帯通信事業者の厳格なセキュリティ管理とシナラ独自のプライバシー保護技術を組み合わせることで、顧客のプライバシーを完全に保護できるような仕組みとなっている。