システム開発の(株)大和コンピューター【3816】は、 16日、(株)グリーンクロックスと資本提携を行うと発表した。
大和コンピューターは、IT技術を活かし「ITで結ぶ農業『i-農業®』」をテーマに、静岡県にて農作物の生産・販売と統合環境制御システムや流通トレーサビリティーシステムの構築など農業のICT化に取り組んでいる。
一方、グリーンクロックスは、大阪府立大学21世紀科学研究機構植物工場研究センターが開設した全国で唯一の完全閉鎖人工光型植物工場「グリーンクロックス新世代(GCN)植物工場」を利用し、野菜の生産から販売までの運営を行っている。
両社の強みと特長を相互に活かし、ICTを軸にした連携を進めることでシナジー効果を期待するとともに、植物工場ビジネスの発展を目指して、資本関係を築くことへの合意に至った。
大和コンピューターは、グリーンクロックスの株式10%を取得し、資本提携関係を構築する予定。