ソフトバンク(株)【9984】、アリババグループ(以下「アリババ」)、フォックスコン・テクノロジー・グループ(以下「フォックスコン」)の3社は、ソフトバンクグループのロボット事業を統括するソフトバンクロボティクスホールディングス(株)(以下「SBRH」)に対して、アリババとフォックスコンがそれぞれ145億円の出資を行うことで合意したと発表した。これにより、SBRHの発行株式の比率は、ソフトバンク60%、アリババとフォックスコンがそれぞれ20%となる。
SBRHは、ソフトバンクグループのロボット事業を統括する中間持ち株会社で、傘下の企業は、Pepperをはじめとするロボットや、ロボット関連の製品・サービスを提供している。
アリババは、世界最大の商店数を誇るオンラインおよびモバイルコマースサービスを運営しており、フォックスコンは、3C OEMのサービスビジネスモデルを構築し、機械や電気関連の垂直統合サービスを提供するとともに、世界各国の企業にワンストップの製造サービスを提供している。
ソフトバンク、アリババ、フォックスコンの3社は今後、「Pepper」をはじめとしたロボット事業の世界進出に向けた体制強化をはかり、世界規模でのロボット産業の普及・発展を目指し協力するとしている。