Webサービスの(株)ユーザーローカルは、ビッグデータ分析事業強化を目的に、YJキャピタル、East Venturesを引受先として約2億6000万円の第三者割当増資を実施すると発表した。
ユーザーローカルは、企業のマーケティング担当者やマネージャー、デザイナーに向けて、専門家でなくてもビッグデータを有効に活用できる分析ツールを提供しており、これまでヒートマップに対応したWeb解析ツール「User Insight」( http://ui.userlocal.jp/ )やソーシャルメディア解析ツール「Social Insight」(http://social.userlocal.jp/ )を中心に、有料ツールを700社以上、無料ツールを約25万サイト以上に提供している。
今回の資金調達は、顧客増による分析対象となるデータ量増大、スマートフォン・マルチデバイス領域やO2O分野での分析ニーズが急速に高まっている点から実施に至った。
今後は、大規模インフラ投資とあわせて、業種に特化した解析サービスの開発・運営体制を強化する予定で、先日リリースしたメディア業界に特化した「Media Insight」(http://media.userlocal.jp/ )など、各業種別のビッグデータの有効活用を促進し、一層の事業拡大を図るとしている。