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中越パルプ工業(3877)、王子ホールディングス(3861)と合弁会社を設立

平成26年12月に、中越パルプ工業(株)【3877】と王子ホールディングス(株)【3861】(以下「王子HD」)との間で業務提携および第三者引受による資本提携が行われたが、今回、具体的な業務提携の詳細が発表された。

業務提携の内容は、まず、原料調達コストの削減を目的として、製紙事業の主原料である輸入チップの共同調達会社を設立する。これにより、余剰傭船契約の有効活用を始めとする固定費削減を進め、両社の競争力を強化する。

次に、王子HDの100%子会社である王子製紙富岡工場内に合弁会社を設立し、同工場の遊休マシンを活用して、高級白板紙の生産にかかる事業を共同で行い、高級白板紙事業の生産効率化と能力の拡大を図り、高級白板紙事業の強化。さらに、中越パルプ工業及び王子HDは、国内及び海外における製袋事業を強化することを目的に共同持株会社を設立し、中越パルプ工業グループの製袋事業会社6社(国内4社、海外2社)及び王子HDグループの製袋事業会社7社(国内3社、海外4社)を、当該共同持株会社の傘下に入れ、生産の合理化を進め、海外需要の拡大が続く周辺地域への事業拡大を図る。

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