基礎工事関連事業のジャパンパイル(株)【5288】は、平成27年10月に持株会社体制に移行する予定で、平成27年3月2日に分割準備会社を設立してその準備を行ってきたが、ジャパンパイルが営む海外事業及びグループ全体の運営に関する事業を除く一切の事業を会社分割によりジャパンパイルの100%子会社であるジャパンパイル分割準備(株)に承継させるとし、承継会社との間で吸収分割契約を締結したと発表した。効力発生日は、平成27年10月1日を予定。
承継会社は、今回の吸収分割で普通株式10,000株を発行し、その全てを分割会社であるジャパンパイルに割り当てる。
ジャパンパイルは、総合基礎建設業として、基礎建設の専門会社という新たな分野を開拓し、すべての杭基礎工事において国内トップ企業を目指しており、成長著しいアセアンマーケットにおける基礎建設事業を推進するため、ベトナム並びにミャンマーでの事業に進出している。
今後、ジャパンパイルは、国内並びに海外でのさらなる積極的な展開を見据え、各国に事業会社を配置する持株会社体制に移行し、迅速かつ効率的な事業運営を行い、グループの一層の企業価値の向上を図る方針。
ジャパンパイルは、持株会社体制への移行に伴い、平成27年10月1日付で「アジアパイルホールディングス(株)」に商号変更し、ジャパンパイル分割準備 も、同日「ジャパンパイル(株)」に商号変更予定する。