参天製薬(株)【4536】は、12日、抗リウマチ薬に係る事業を、ユニゾン・キャピタル(株)がアドバイザーを務めるファンドが支配するヒュペリオンファーマ(株)に承継させ、同日付で、参天製薬、ヒュペリオンファーマ及び同じくユニゾン・キャピタルがアドバイザーを務めるファンドの投資先である昭和薬品化工(株)の間で、本事業承継に関する契約を締結したと発表した。
今回の事業承継により、参天製薬は眼科領域に完全に特化し、専門性を高めて高度な医療ニーズへ貢献することで、2020年までにグローバル眼科薬市場で3位以内に入ることを目指す。
他方、抗リウマチ薬事業においては、本事業承継により、整形・リウマチスペシャリティファーマを目指すヒュペリオンファーマに承継されることで、これまで以上に、患者のQuality of Life向上に貢献できるとしている。
昭和薬品化工は、“徹底的な「ニッチ」「独自」「高付加価値」の追求”を経営方針としており、本事業承継後、昭和薬品化工は医薬品事業をヒュペリオンファーマに統合する予定。
統合新会社は、整形・リウマチの領域に特化したスペシャリティファーマとして発足する。