ライフネット生命保険(株)【7157】は、KDDI(株)【9433】との資本・業務提携契約の締結並びにKDDIを割当先とする第三者割当による新株発行を行ったと発表した。これによる調達資金は約30億円。
なお、今回の第三者割当増資により総議決権数が増加することで、KDDIがライフネット生命保険の議決権の15.95%を所有する筆頭株主となる。
また、ライフネット生命保険が調達した資金は、生命保険商品の新しい販売モデル及びブランドの構築や、マーケティング、プロモーション費用などに充当し、新たなサービスの創造を目指す。
その端緒として、幅広い顧客基盤を有するKDDIを生命保険募集代理店として登録し、顧客属性に基づいた効果的なアプローチ、マーケティングを積極的に推進させ、ライフネット生命保険の生命保険商品を、KDDIの金融サービスのひとつとし、スマートフォンを中心としたauの既存チャネルなどを通じ利用者に提供を行うとしており、今後の金融事業領域での事業拡大を目指す。