日本梱包運輸倉庫(株)【9072】は、平成27年10月1日を目処に純粋持株会社制に移行すべく、その準備を開始すると発表した。
移行方法としては、日本梱包運輸倉庫を分割会社とし、日本梱包運輸倉庫の事業部門を完全子会社に承継させる吸収分割方式で行うとしている。会社分割後は各事業を営む事業子会社の株式を保有し、これら事業会社等の経営を管理することを目的とする純粋持株会社となり、引き続き上場を維持させる考え。
日本梱包運輸倉庫は、連結経営の強化と着実な成長を目指し、機動的な経営が図れる意思決定プロセスの構築と、事業再編による各事業の強化・業容拡大さらにグローバルな事業展開を推し進め、今後更なる変化が予測される事業環境に屈しないグループの競争力の向上と企業価値の最大化を図るため、移行への決意を固めた模様。