(株)NTTデータスマートソーシングと、出張・経費管理クラウドのリーダーであるConcur Technologies, Inc.の日本法人である(株)コンカーは、業務提携契約を締結し、間接費管理の高度化に向けたクラウド型ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービス事業を共同で進めると発表した。
コンカーが提供する「Concur Travel & Expense」は、出張旅費・交際費・近接交通費などの出張・経費管理を、企業の社員や経費管理部門がクラウド上で実現できるサービスで、「Concur Travel & Expense」の持つ経費申請事前チェック機能により、導入企業は規定外の経費申請をシステム的に未然に防ぎ、ガバナンス・コンプライアンス向上や経費チェックなどの事務処理に必要となる人的稼働を削減できる内容となっており、全世界で30,000社、日本国内においても400社以上が採用している。
一方、NTTデータスマートソーシングは、国内外複数のBPO拠点において2009年からNTTデータグループの間接部門向けおよび一般企業向けに各種BPOビジネスを展開している。
今回の業務提携を通じて、NTTデータスマートソーシングとコンカーは、「Concur Travel & Expense」とBPOサービスを組み合わせて提供し、企業の出張・経費精算に関する全ての業務がフルアウトソーシング可能なサービスをスタートさせる。
両社は、大手企業を中心に今後3年間で100社の受注を目指すとしている。