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キヤノン(7751)、アクシス社のTOBが成立し子会社化

キヤノン(株)【7751】は、2015年2月10日にスウェーデンのナスダックストックホルム証券取引所に上場しているアクシス社の普通株式を公開買付け(TOB)によって取得することを公表していたが、今回、キヤノンはアクシス社の発行済普通株式総数の75.46%に相当する、52,415,897株を取得したと発表した。

TOB実施期間は、3月3日から4月1日でTOB価格は1株あたり340クローネであった。
また、TOB外での取得を含めると76.1%の保有率となり、今後もキヤノンは引き続きアクシスの完全子会社化を目指し、追加TOBを21日まで実施する。

キャノンは、「グローバル多角化による新たな事業の獲得」を戦略の一つとして、近年急成長を続けている「映像監視システム」市場での事業基盤を掴む狙い。
ネットワークビデオソリューション業界のグローバルリーダーであり、世界中に75,000社に及ぶシステムインテグレーター等のパートナーを持つアクシス社をグループに迎え入れ、技術面での強力な補完関係と知的財産分野におけるポートフォリオ強化、販売・サービス網の充実を通じて、ネットワーク監視カメラシステムにおける世界No.1を目指すと共に、収益基盤の確立を狙い高収益を目指す。

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