中部電力(株)【9502】は、8日、米国オハイオ州における天然ガス火力発電事業に参画するため、本事業の事業会社であるキャロルカウンティエナジー社の出資権益の20%を取得したと発表した。
キャロルカウンティエナジー社は、米国最大の卸電力市場であるPJMを通じて電力を供給する独立系発電事業者で、2017年度に、キャロルカウンティ天然ガス火力発電所(発電容量約70万kW)の完工・商業運転開始を予定している。
中部電力は、米国において、2010年に天然ガス火力IPP事業に参画しており、新たに本プロジェクトに参画することにより、同国での事業をより強化する考え。