老舗陶器販売の「たち吉」は1日、経営改善計画を発表した。ニューホライズンキャピタルの支援のもと、経営陣を刷新しブランド力向上を軸にインターネット販売と海外展開で経営再建を図る。
たち吉は、負債の大部分を切り離し債務超過を解消した新生「たち吉」を同日付で設立。百貨店の企業向け外商の戦略責任者であった渡辺信夫氏が代表取締役に就任し、その他流通出身者2名と内部昇格者1名。そしてニューホライズンキャピタルから4名の社外取締役で構成される。
京都本店の復活などブランド力の再構築を中核にインターネット販売と海外展開を図る。一方で、不採算部門の撤退・販路の絞込など経営の合理化をすすめることにより、2016年3月期の営業損益の黒字化を目指す。
4~5年後の売上高は47億円、営業利益は5億円弱を目指すとしている。