(株)スカイウェイカントリー倶楽部は、3月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人には樋口收弁護士(敬和綜合法律事務所)ほか。監督委員には大貫裕仁弁護士(西村あさひ法律事務所)が選任された。
スカイウェイカントリー倶楽部は1978年に設立され、千葉県にてゴルフ場「スカイウェイカントリークラブ」の経営を行っていた。同ゴルフ場はアクセスのよい好立地で、格調高い雰囲気がゴルファーには人気となっていた。
1992年3月期には年収入高約10億円を計上していたが、 近隣のゴルフ場との集客競争も激しく、近年は入場者数が伸び悩み、収益も低調に推移。2014年3月期の年収入高は約4億3000万円に落ち込み、その後も資金繰りは改善せず、今回の措置となった。
帝国データバンク及び、東京商工リサーチによると、負債は申請時点で約51億8000万円。
なお、3月31日付で(株)アコーディア・ゴルフが、スカイウェイカントリー倶楽部のゴルフ場事業の再生を支援するスポンサーに就任すること発表している。