道路基礎・地盤改良ほか特殊土木を手掛ける日特建設(株)【1929】は、(株)エーエヌホールディングス(以下「エーエヌHD」)による普通株式に対する公開買付け(TOB)について賛同の意見を表明すると発表した。エーエヌHDは現在26.01％を保有。
エーエヌHD完全親会社の(株)麻生と日特建設は、今回のTOBを通じて、海外工事事業への進出や国内の営業強化等を目指す。
麻生は、セメント及び生コンクリート製造販売事業、民間病院を核とした健康・医療・福祉関連事業、総合専門学校を中心とする教育人材関連事業、人材派遣関連事業、コンピュータ・ソフト開発関連事業、建設・商社関連事業、地域開発関連事業、環境関連事業など幅広い分野に事業展開し、グループ各社71社を傘下に持つ。
エーエヌHD は、TOBの買付予定数の上限を4,297,952株（株式所有割合10.10％）と設定しており、TOB成立後は最大で15,371,752株（株式所有割合36.11％）になるため、日特建設の株式上場は維持される見込み。