(株)産業革新機構(以下「INCJ」)は、iPS細胞から血小板をつくる技術を臨床応用し、献血に依存しない血小板製剤の事業化を目指す(株)メガカリオンの第三者割当増資を引き受け、事業進捗に伴うシリーズBファイナンスとして20億円を上限とした追加投資を行うと発表した。INCJのメガカリオンに対する累計支援決定金額(上限)は、2013年8月26日に公表した10億円の出資と合わせ30億円となる。
メガカリオンは2011年に設立され、2015年に初の国家戦略特区認定中核事業者として承認され、2015年には内閣総理大臣の認定を受けているバイオベンチャーである。
INCJは、メガカリオンに対し必要資金の提供だけでなく、社外取締役の派遣やINCJのネットワークを通じた経営サポートを展開しており、今後もINCJはiPS細胞由来の血小板製剤の実用化と安定供給の支援を行う。