総合メディカル(株)【4775】は、(株) 保健同人社の株式を取得し子会社化すると発表した。
取得価格は非開示だが、大株主である三井物産(株)【8031】が保有する保健同人社の株式83.6%のうち、50.2%相当分を取得。さらに既存株主からも一部株式を取得する予定。
保健同人社は、重症化予防のため治療を開始していない患者に対して、受信勧奨や通院指導を行っている。これは、厚労省が進めるデータヘルス計画のもと、生活習慣病の重症化による「医療費支出の最適化」を進める目的を持つという。
総合メディカルは、「医療費支出の最適化」のノウハウを持つ保健同人社と協業することで、総合メディカル社グループの提携医師や医療機関、全国538店舗の調剤薬局のネットワークを活用し、健康保険組合、共済組合など保険者、企業人事、各種団体に向けたサービス事業を展開する方針。