住友林業(株)【1911】のタイにおける子会社Sumitomo Forestry (Singapore) Ltd.(以下「SFシンガポール」)は、梱包材製造・販売事業および木質製品流通事業を行うPAN ASIA PACKING LTD.(以下「PAP社」)への出資を発表した。出資額は非開示。
住友林業グループは、木質梱包材やパレットなどの製造・販売および木質製品の流通・販売を行うPAP社へ資本参入することで、タイでの近年の経済成長における消費者の購買力向上や住宅着工数の増加を背景とした木材建材事業の市場拡大での収益向上を狙う。
さらに、現地法人となるPAN ASIA PACKING LTD. (以下「SFタイ」)を設立させ、タイ国内での事業管理体制を構築させる。新設のSFタイの資本金は737百万円。出資比率は、SFシンガポール49%、現地パートナー企業3社で51%となる。