三菱樹脂（株）は、日本ポリエチレン（株）が保有する、みかど化工（株）の全株式の取得を目的として「株式譲渡契約書」を日本ポリエチレン社と締結したと発表した。
三菱樹脂は、1997年より、みかど化工社に資本参加し、順次持ち株比率を高めてきた。
みかど化工社は、農業用マルチフィルムを中核に特殊加工品に強みを持つ特色のある事業を展開。一方で、三菱樹脂100％子会社の三菱樹脂アグリドリーム社は、農業資材全般に加え、太陽光利用型植物工場を手掛けるなど幅広い分野で農業資材事業を行ってることから、今後は、農業資材関連グループ会社間で最適生産体制の確立や管理機能の統一などのシナジーに加え、みかど化工社が先行して手掛けている中国事業において、農業資材分野を強化していく考え。