投資ファンド運営のニューホライズン キャピタル(株)(以下「NHC」)は(株)たち吉の再生並びに成長支援を目的とした投資を行う予定で、現在各方面との最終調整を行っていると発表した。今回の投資は、正式決定後にニューホライズン2号投資事業有限責任組合(NH-2)から実行される予定。
たち吉は約260余年に亘り日本の陶磁器の伝統文化を守り続けてきたが、消費者の嗜好の変化と資金力の不足によって、陶磁器の売り場面積の縮小を余儀なくされ、安価な海外製品との競合といった内外の環境の変化に対抗する手立ての遅れから2012年以降の消費需要回復にも関わらず収益が悪化。
NHCは、本件が正式に決定すれば、「たち吉ブランド」の世界観を再構築し、ネット販売戦略の見直しや海外における日本の伝統文化に対する高い関心を生かした事業拡大を積極的に推進する予定。
■NH-2 号ファンド
平成24年11月、ニューホライズン キャピタルは、2 本目となる総額150億円規模の成長支援ファンド「ニューホライズン 2 号投資事業有限責任組合(NH-2)」を組成。