(株)イマジカ・ロボット ホールディングス【6879】(以下「イマジカ・ロボット」)は、(株)海外需要開拓支援機構(以下「CJF」)及び住友商事(株)(以下「SC」)と共同で、各社が出資する特別目的会社(以下「SPC」)を通じて、SDI MediaCentral Holdings Corp.(以下「SDI」)の発行済株式の100%を取得し、連結子会社化すると発表した。
イマジカ・ロボットは、映像関連の商品・サービスを、国内の放送局や映画会社、制作会社などへ提供している。
SDI は、映像コンテンツを世界中の国々へ流通するための吹替えや字幕付け等のメディア・ローカライゼーションサービスを、主に米国を中心とした大手放送局や映画会社、制作会社等へ提供している。欧米やアジアなど全世界37 カ国で事業を展開し、対応可能な言語数は80 カ国語以上にわたり、メディア・ローカライゼーション業界では世界規模のリーディングカンパニーとなっている。
今回の買収は、通信インフラの発達等により、グループを取り巻く市場環境が変化していることから、それを新たな事業機会と捉え、重点課題である海外事業の拡大を狙うもので、CJF及びSCとの関係を強化することを目的に3社協議の上、共同で投資を行う。
今後は、映像コンテンツ事業において、米国を中心とした大手放送局や映画会社、制作会社等への実績をもつSDIを子会社とすることで、既存事業に加えてメディア・ローカライゼーション事業を拡充し顧客企業のニーズに答える。