(株)電通【4324】の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、オーストラリアでデジタル・クリエーティブ領域をリードするソープ社の株式51%の取得と、今後段階的にシェアを拡大して完全子会社化するオプションを有することについて、ソープ社の株主と合意したと発表した。取得価格は非開示。
2002年に設立されたソープ社は、ソーシャルメディアやモバイルを含むデジタルマーケティングの戦略立案、デジタルの広告クリエーティブやウェブコンテンツの制作など媒体作業以外のフルサービスを提供しており、2014年6月期の売上総利益は、約6.2億円。
また、顧客のキャンペーンを成功に導くモバイルゲームの開発などを行うオーストラリアの「Soap Mobile Games Studio Pty Ltd」を傘下に持つ。
買収完了後、ソープ社は、電通グループのグローバルネットワーク・ブランドのひとつであるデジタルエージェンシーアイソバーの傘下に入り、社名ブランドを「ソープ・リンクト・バイ・アイソバー」に変更し、オーストラリアに展開するグループ各社との連携を図り、統合的かつイノベーティブなソリューションの提供を目指す。