東京電力(株)【9501】と中部電力(株)【9502】は、「燃料上流・調達から発電まで、サプライチェーン全体に係る包括的アライアンス」の実施に合意し、燃料関連事業ならびに国内外の発電所に関する新規開発・リプレースを統合実施する新会社を本年4月中に共同で設立する旨の合弁契約を締結したと発表した。
新設会社への両社の出資比率は50:50。資本金等の詳細は、決定次第発表するとしている。
本年4月から、新規の燃料調達・燃料関連事業に加え、国内火力発電所の新設・リプレース、新規の海外発電事業等を対象に事業を開始。その後、関係者との協議や東京電力のHDカンパニー制の導入状況などを踏まえ、両社の既存の燃料事業・調達契約や既存の海外発電事業を順次新会社へ統合させ、新会社の事業領域や規模を拡大するとともにサプライチェーンの最適化を目指す方針。