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オンキョー(6628)、台湾のザイラックスと資本・業務提携 アジア地域での事業強化

オンキョー(株)【6628】は、連結子会社でオーディオ機器製造の Onkyo Asia Electronics SDN.BHD.(以下「OAE」)が、台湾のザイラックスを引き受け先とし、OAE株式の第三者割当増資による新株発行を行うことおよびオンキョーがザイラックスに出資することなどを含んだ資本・業務提携を行うと発表した。

オンキョーの主力事業であるAV機器の生産拠点であるマレーシアの連結子会社OAEは、主にオンキヨーブランドの高価格帯のAVレシーバーや単品コンポなどの生産を行っており、すでに中国での合弁会社を設立するなどの海外実績を持つ。
一方、ザイラックスは1980年に台湾で設立され30年以上もの長きにわたって、PC用のスピーカーからオーディオ製品、ホームシアター製品など幅広いAV機器のOEM生産の高い実績を誇る。

今回、オンキョーとザイラックスが協業することで、一層の生産体制の強化およびコスト競争力の向上が可能となり、ザイラックスを引き受け先としたOAE株式の第三者割当増資により、ザイラックスがOAE株式の20%を取得すること、およびオンキョーからザイラックスへ同等額の出資を実施すること等を含む資本・業務提携に向けて協議するに至った模様。

第三者割当増資における新株発行数および発行価格など、資本・業務提携の詳細については、協議で決定次第開示するとしている。

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