(株)メディカルシステムネットワーク【4350】（以下「MSNW」）と芙蓉総合リース(株)【8424】は戦略的包括提携について合意したと発表した。
提携の第一弾として、MSNWの医薬品ネットワークへ新たに加盟する調剤薬局等に対し、ファイナンスサービスの提供を開始するという。
MSNWは、医薬品等ネットワーク事業（医薬品卸と調剤薬局・病医院との間の医薬品オンライン受発注及び関連業務のアウトソーシング業務）と調剤薬局事業の２事業を中核事業として展開しており、平成26年12月末現在、医薬品ネットワーク加盟件数は1,087件に拡大、グループが運営する調剤薬局336店舗となっている。
芙蓉リースは昭和44年の設立以来、大手総合リース会社として、国内外で営業を展開しており、今回MSNWとの提携では、MSNWの調剤薬局に対する「医薬品仕入代金・立替払サービス」の開発、サービス付き高齢者向け住宅及びメディカルモール等に関する不動産リーススキームの開発などのファイナンスサービスの開発及び提供を協業で行う。
今後、医薬品ネットワーク加盟に際し障壁となっていた加盟時のキャッシュフローの課題を解消させ、ファイナンスサービスとして医薬品ネットワークの加盟拡大を目指す。