炭素製品大手メーカーの東海カーボン(株)【5301】は、スウェーデンにて炭素製品加工・販売を手掛けるドイツ・シュンクグループの子会社であるシュンクノーディスカAB社とファインカーボン事業で合弁事業会社を設立すると発表した。
国内外に多数の連結子会社を持つ東海カーボンの孫会社の一つであるスウェーデンスペシャルギフトAB社(以下「スペシャルギフト社」)に、シュンクノーディスカAB社が資本参加する。
スペシャルギフト社は、ファインカーボン製品の加工・販売を手掛けており、炭素製品加工のファインカーボン製品の多くは、半導体・太陽電池の製造装置、燃料電池などの部材として使用されている。
東海カーボンはスペシャルギフト社を通じて、シュンクノーディスカAB社の販売網を活用し販売拡大を目指し、北欧市場における加工・販売拠点をより強固なものにする方針。