ソフトバンク(株)【9984】は、子会社のソフトバンクモバイル(株)、ソフトバンクBB(株)、ソフトバンクテレコム(株)及びワイモバイル(株)の計4社を合併すると発表した。
4社は、グループにおいて国内の通信事業を担っており、ソフトバンクモバイルは「ソフトバンク」ブランドで移動通信サービスを、ソフトバンクBBは「Yahoo! BB」ブランドでブロードバンドサービスを、ソフトバンクテレコムは固定電話やデータ通信などの通信サービスを、ワイモバイルは「Y!mobile」ブランドで移動通信サービスをそれぞれ提供している。
今回の合併を通じ、ソフトバンクは経営資源をさらに集約し、国内通信事業の競争力を一層強化させ企業価値の最大化を図るとしている。
ソフトバンクモバイルを存続会社とする吸収合併方式で、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム及びワイモバイルは解散。しかし既存サービスのブランド名は維持し、移動通信サービスは「ソフトバンク」「Y!mobile」の2ブランドで引き続き提供を行う。合併は2015年4月1日を予定。合併後、代表取締役会長には孫正義氏が就任し、代表取締役社長には、孫正義の片腕的存在の宮内謙氏が就任する。