(株)日立製作所【6501】、(株)日立システムズパワーサービス、(株)日立システムズと、東京電力(株)【9501】の計4社は、エネルギー業界に向けたクラウドサービスの提供を目的とする業務提携を行ったことが分かった。
4社は、「ePower Cloud」(イーパワークラウド)というクラウドサービスを展開し、発電実績管理、ばい煙排出量管理、メーターデータ管理、料金計算などの業務システムのほか、人事労務、経理などの経営管理システムを電気事業者向けに提供するという。日立システムズパワーサービスがサービスを手掛け、今年3月からスタートさせる方針で、今後4社間での詳細調整が行われる模様。
今回の戦略的な業務提携により、4社はエネルギー業界でのクラウド事業の拡大を狙い、当初予定の国内展開に限らず、将来的には海外のエネルギー市場にも参入する狙いを立てている。