(株)図研【6947】と東洋ビジネスエンジニアリング(株)【4828】(以下「B-EN-G」)は、資本業務提携を行うことで合意し、図研は本日付けで、B-EN-G の親会社およびその他の大株主から、B-EN-Gの株式840,000株(発行済み株式総数の14.0%)を取得すると発表した。
また、B-EN-Gは(株)野村総合研究所【4307】(以下「NRI」)とも、企業の統合基幹業務システム(ERP)事業の強化のため、資本業務提携を行うことで合意し、NRIは本日付けで、B-EN-Gの親会社およびその他の大株主から、株式840,000株(発行済株式総数の14.0%)を取得すると発表した。
図研は、製造業向けの設計・製造支援(CAD/CAM)および製品情報の管理に関するソリューションの提供において日本をリードしている。NRIは、経営課題に対するコンサルティングからシステム開発・運用までを、幅広い分野において高品質なソリューションとして提供出来るという強みを持つ。
B-EN-Gは、製造業向けの基幹業務システム(ERP)の構築・導入サービスを事業の柱とし、関連するシステム製品の開発と販売、およびITソリューションの提供で豊富な実績がある。
図研との提携により、製品情報管理システムに強みを持つ図研と、生産管理システム分野に強みを持つB-EN-Gが、技術・販売・人材面での協力を通じて、製品設計から生産、販売、原価管理に至る製造業向けシステム分野において、双方の顧客にとってより価値の高いITソリューションとサービスの提供を目指す。
NRIとの提携により、社会や企業のあるべき姿の実現に向けて提言を行う「ナビゲーション」を始めとするNRIのコンサルティング力と、製造業向けERP導入に関するB-EN-Gのノウハウを合わせることでERPソリューションの提案活動体制強化を図り、両社のERP事業の拡大を目指す。