三井物産(株)【8031】は、ミャンマーで発電事業を行っているMyanmar Power Pte. Ltd.(以下「MPPL」)の株式44%を取得し、出資参画したと発表した。事業規模は約35百万ドル。
MPPLはミャンマーに子会社を設立し、発電容量50MWのガス火力発電所を建設、運営しており、ミャンマー電力公社(以下「MEPE」)と締結した30年間の長期売電契約に基づきMEPEに電力を販売している。
本発電所は、ミャンマー国内の既存発電設備の中では最高レベルの発電効率を誇っており、電力不足が経済発展の足かせとなっているミャンマーで、安定した電力供給に貢献すると期待されている。
三井物産は本事業への出資参画を足掛かりとし、ミャンマーにおいて発電事業の開発に注力し、新興国を中心に、分散型発電事業の開発に積極的に取り組んでいく方針。