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トヨタ自動車グループ、自動ブレーキシステム事業による統合で再編

トヨタ自動車グループの(株)デンソー【6902】とアイシン精機(株)、住友電気工業(株)【5802】、トヨタ自動車(株)【7203】、(株) アドヴィックスの5社は、ブレーキ事業の競争力を強化していくことで合意したと発表した。

アドヴィックスは2001年7月にアイシン、デンソー、住友電工、トヨタの4社によって設立され、ブレーキシステム・ブレーキ部品の開発、生産、販売を手掛けてきた。

今回の合意により、トヨタ自動車グループは、アドヴィックスにその機能を集約させ、ブレーキシステムの開発、生産から販売まで一貫した事業体制の専門性を高めていくという。

現在、国内外ともに、ITを利用して安全性を事前に確保できるシステムが豊富になってきており、自動的に停止する運転技術の開発が盛んだという。そのため、各自動車部品会社では再編や買収が多く行われている。こうした環境の中、トヨタは、グループ内のブレーキシステムなどの生産・開発部門を移管するなど各事業の見直しを図ることで事業の合理化を進める。

今後、トヨタ自動車グループは、ブレーキ事業の「自動的に停止する安全性のある運転技術の開発」を軸に、事業の拡大を実現させ、他社との競争に打ち勝つ事業基盤を目指す。

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