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レストラン運営のキッチンファクトリー、破産手続き開始決定

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愛媛県でレストラン運営を展開するキッチンファクトリーは、債権者から破産を申し立てられ、9月2日に松山地裁から破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人は越智顕洋弁護士(一番町法律事務所)。

キッチンファクトリーは、平成18年6月松山市内でレストラン「MERCER」をオープンさせ、同市内にレストランを順次展開し、ピーク時には、飲食店8店舗、エステティックサロン2店舗を運営するなどし、平成22年3月期には、年売上高は約19億2800万円を計上していた。

しかし、出店に伴う投資負担や本業以外への投資失敗により借入金の返済が滞っていた。そのため、不採算店舗の順次閉鎖や他社への店舗譲渡など再建策を講じていたが、資金繰りは悪化していた。

東京商工リサーチ及び帝国データバンクによると負債は、約50億円の見通し。

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