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すかいらーく、再上場へ国際会計基準を採用し時価総額3000億円

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東京証券取引所に(株)すかいらーくが上場申請し早ければ週内にも承認される見通しであることが、25日明らかになった。上場区分は東証1部になる見通しで早ければ9月には上場となる。上場時の時価総額は3000億円規模になり、国際会計基準を採用する初の上場となる。

すかいらーくは、「ガスト」「バーミヤン」などのファミリーレストランチェーンを展開している外食企業。2006年には、創業家である横山家・野村プリンシパル・ファイナンスがMBOを発表し、費用総額2700億円を超える日本最大のMBOとなっているが、その後、創業家の横川竟が社長を解任されるなど、2011年には、野村プリンシパル・ファイナンスからベインキャピタルが1600億円で買収し、改革を進めてきた。

また、今回の上場で注目されるのは、初の国際会計基準を採用した上場である点だ。国際会計基準では、「のれん代」を無形資産として計上するが、償却は認めらない。毎期ごとに費用として「のれん償却費」が計上されないため、利益を押し上げる効果がある。
外食産業は企業再編が頻繁に行われる業界であり、国際会計基準の採用がすかいらーくのM&A戦略にどのように影響するか注目されている。

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