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金属加工機械で国内首位級のアマダHD、三和ダイヤ工販を買収

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金属加工機械で国内首位級のアマダホールディングス【6113】は、新素材加工市場への参入を目指したM&Aとして、三和ダイヤ工販の発行済み株式100%を取得して、アマダマシンツールの完全子会社とすると発表した。

三和ダイヤ工販は、ファインセラミックス・石英ガラス、特殊カーボン等を中心とした新素材加工の精密切断工程に強みを持っており、ダイヤモンドブレード・バンドソーマシンともに製造する独自技術を保有する唯一の企業。 一方、アマダマシンツールは、長年にわたる金属加工領域でのビジネスノウハウを基軸として、現状のビジネス領域をさらに広げた非金属市場での事業拡大を目指す体制づくりを進めて おり、今回の出資は、三和ダイヤ工販が保有する新素材加工技術を礎に、今後継続的な拡大が見込まれる新素材市場への早期参入を図っていくもの。

◆出資の目的
(1) 新素材切断加工技術の取得による電子部品・半導体・光学業界への展開
(2) ダイヤモンド・バンドソーの開発・製造・販売・メンテナンス体制の構築 (3) 新素材対応ブレードの導入によるトータル商品ラインナップの整備

出資後に商号を株式会社アマダサンワダイヤに変更:2017年10月1日 (予定)

今回の三和ダイヤ工販の完全子会社化により、成長著しい新素材市場の開拓に必要なダイヤモンドブレード・バンドソーマシンの開発・製造体制を内製化するとともに、アマダマシンツールのグローバルに展開する販売・サービス体制と密接に協業することで、新素材市場のさらなる発展に貢献していく。