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イトーキ、中国中堅チェアメーカーを買収 台湾大手家具メーカーと業務提携

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オフィス家具大手のイトーキ【7972】は、中国新本社を設立、台湾大手家具メーカーUB Office Systems Inc.(以下、UB)との戦略的業務提携により構築する営業ベースと、中国中堅チェアメーカーShanghai Allbest Furniture Co., Ltd.の株式取得による子会社化を通じて、取得する製造ベースを持つことで中国・アジアにおける海外事業プラットフォームとすると発表した。

イトーキグループは、海外事業を2020年中期経営計画における柱事業の一つとして確立させるべく、昨年より積極的に、M&A・戦略的事業提携を推進している。

その第一弾として、昨年シンガポールの内装会社Tarkusを買収したが、今回、引き続き、世界最大、かつ成長力豊かな中国に、海外事業のプラットフォームを構築し、空間オフィスソリューション事業を展開するべく、中国新本社Novo Workstyle (China) Ltd.の設立を予定している。

中国新本社Novo Workstyle (China) Ltd.は、伊藤喜(蘇州)家具有限公司と、このたび子会社化したAllbestを統合し生産ベースとし、UBとの戦略的業務提携により獲得する営業資源・営業ネットワークを営業ベースとし、中国・アジア市場を見据えた製造・販売の両面からの、イトーキグループのアジア事業展開のプラットフォームを成すもの。

イトーキ本体はガバナンスに特化した上、経営は優秀、かつ信頼に足る実績ある現地経営者へ大幅に権限委譲することで、現地のニーズにあった商品・サービスをタイムリーに提供することを目指す。

このNovo Workstyle (China) Ltd. は、組織的には、5月に設立したイトーキ香港現地法人Novo Workstyle Asia Ltd.を持株会社とするが、同時に、この持株会社の傘下には、Novo Workstyle (China)Ltd.のプラットフォームを活用し、香港・ASEAN営業を推進するNovo Workstyle HK Ltd.も設立する。