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医療機器販売のメディアスHD、ミタス他1社と経営統合 北陸エリア強化へ

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先端医療装置から消耗品まで医療機器販売のメディアスホールディングス【3154】は、福井県で医療機器販売事業を行っているミタス及び石川県で医療機器販売事業を行っているディーセンスの株式を取得し、メディアスホールディングスを完全親会社、ミタス及びディーセンスを完全子会社とする経営統合を行うと発表した。
取得価格は、確定次第公表。

メディアスグループは、「地域医療への貢献」を経営理念として掲げ、医療機器の供給を始めとして、ITによる管理システムや物流の効率化、高度・先進医療技術や医療現場に関する情報提供等の医療経営のサポートを推進する事で、多様化する医療機関からのニーズに応え、高度で信頼できる医療環境の創造へ貢献することを目標に事業を進めている。

メディアスグループの属する医療機器販売業界は、医療費の抑制政策を背景とした医療材料の償還価格の引き下げによる販売価格の下落や競争激化による利益率の低下が生じており、経営環境の厳しさが増している。この経営環境に対し、メディアスグループは現在、手術室業務支援ソフトウェア「SURGLan e®」や医療材料データベース・医療材料分析サービス「meccul®」等の医療機関向けのサービスの拡充による医療材料の更なる販売推進並びにM&Aによる事業規模の拡大を基本方針として東海、首都圏、北関東を中心に東北エリアにおいてもグループを展開し継続的な成長を図っている。

一方、ミタスにおいては、地域密着型の営業により堅実に事業拡大に取り組み、福井県を中心に北陸3県において有数の医療機器ディーラーとなっており、また、ミタスの関係会社であるディーセンスは、同エリアにおいて循環器科及び脳神経外科分野の医療機器の販売に特化した事業展開を行っている。 各社は厳しい経営環境の中、経営理念や営業戦略を共有しその実現に向けて取り組み、事業規模拡大及び北陸エリアでの営業基盤強化を目指すという認識が一致したことから、今回の経営統合に至った。