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ヒビノ、ドイツの映像サービス企業「AV-X GmbH」へ出資

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コンサート等の映像・音響設備提供サービスが柱のヒビノ【2469】は、グローバル展開のさらなる推進を目的とし、ヨーロッパを中心に大型映像サービスを展開する AV-X GmbH(以下、AV-X社)への出資を実施したと発表した。出資比率は27.7%、出資金額は7万5000ユーロ、日本円にして約1千万円。

AV-X 社は、モーターショーを主体としたグローバルな大型映像サービスの展開を企図し設立された会社。設立者であるDenis Papin氏は、モーターショーの映像演出に関する広範な知見とワールドワイドなネットワークを有し、ヨーロッパの主要自動車メーカーを長年にわたり顧客としている。かねてよりヒビノ製LEDディスプレイ・システムを高く評価し、ヨーロッパはもちろん、世界各国のモーターショーでヒビノ製品を大々的に採用してきており、このことが、ヨーロッパにおけるヒビノブランドの評価を高め、支えてきた。

今回、長年の取引関係を通じて強い信頼関係を築いてきたDenis Papin氏がAV-X社を設立するにあたり、両社の提携に関してさまざまな面から協議を続けてきた。両社の理念は「最高品質の製品・サービスを追求し続ける」という点で合致しており、ヒビノとしては、海外への拡販を図るうえでAV-X社への出資が最善であると判断し、このたびの合意に至った。

今後は、これまでの協力関係をさらに強化し、AV-X社が請け負う世界中のモーターショーにヒビノの技術を提供するとともに、ヒビノグループが拠点を置く日本、上海、香港及びアメリカのモーターショーにおいては、機材・人材の両面でサポートすることで、グローバル市場におけるヒビノグループのプレゼンス向上を図っていく。

ヒビノグループは、平成30年3月期を最終年度とする中期経営計画「ビジョン300」において「グローバル展開の強化」を重点事業戦略の一つとして掲げ、世界4極体制(日本・欧州・アジア・ 北米)を構築することを目指しており、今回のAV-X社への戦略出資は、基本方針に沿った成長戦略の施策の1つである。

(1)名称 AV-X GmbH
(2)所在地 Bergstücken 11, 22113 Oststeinbek, Deutschland.
(3)代表者 Denis Papin
(4)事業内容 イベント用映像システム・音響システムの企画立案、レンタル、オペレート
(5)資本金  27万ユーロ
(6)株主構成 Denis Papin(44.4%)、 ヒビノ(27.7%)、 他