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再生可能エネルギーのレノバ、新設分割で新会社設立し秋田県バイオマス発電事業開始

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東証マザーズ上場で再生可能エネルギーの発電と開発・運営を営むレノバ【9519】は、レノバ及びユナイテッド計画による共同新設分割により千秋ホールディングス(以下、千秋 HD)を設立し、レノバ及びユナイテッド計画が保有し、秋田県バイ オマス発電事業を行うユナイテッドリニューアブルエナジー(以下、URE)の普通株式及び本件事業に係る契約上の地位及び権利義務を千秋HDに承継させると発表した。

レノバは、ユナイテッド計画から千秋HDの持分6.6%を94百万円で譲り受ける。

なお、UREは木質バイオマス発電所(秋田県秋田市・発電容量 20.5MW)を保有・運営するレノバの現持分法適用関連会社であり、ユナイテッド計画はUREにおけるレノバの事業パートナー。 千秋HDは本会社分割によりUREの株式の69.2%を直接保有することになり、レノバは本株式譲渡により千秋HDの株式の51.0%を保有することとなる。このため、千秋HDはレノバの連結子会社、UREはレノバの連結子会社(孫会社)となる。

レノバは、「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」という「ミッション/経営理念」を掲げ、太陽光、バイオマス、風力、地熱といった地域に根ざした再生可能エネルギー資源による発電事業を進めており、木質バイオマス発電所としては東北地方において大規模な発電容量を備え、本件事業を行うUREに出資をしている。 レノバは、UREに出資を行うレノバを含む4社のうち、UREの共同事業スポンサーであるユナイテッド計画と、UREの更なる成長及び秋田県における地域貢献策について協議を続けてきた。

本子会社化により、レノバは 1)UREの運営・管理体制強化を通じて同社の業績向上に努め、2)今後再生可能エネルギーの更なる導入が期待され、且つレノバが大規模洋上風力発電事業を計画する秋田県に対するコミットメントを高め、3)共同事業パートナーであるユナイテッドとの連携を深化し、 4)レノバの注力領域の一つであるバイオマス発電事業に係るノウハウを蓄積し、更なるバイオマス発電所の開発に向けまい進する計画。 なお、本子会社化以降も、ユナイテッド計画は引き続き UREにおいて中心的役割を担い、本子会社化に伴うUREの経営体制における変更はない。UREは引き続き秋田県に本店を置く事業法人として、地元秋田の雇用創出と地域活性化に取り組み、レノバはこれをより一層支援していく。