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あいおいニッセイ同和とトヨタフィナンシャル、フィンランドのマルチモーダル企業に出資

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MS&ADインシュアランスグループ【8725】の中核事業である損害保険事業を担うあいおいニッセイ同和損害保険(以下、AD)とトヨタ自動車の100%子会社であるトヨタファイナンシャルサービス(以下、TFS)の2社は、次世代モビリティ事業への取り組みを加速化させるべく、フィンランド(ヘルシンキ)にてマルチモーダルサービスを展開するMaaS Global社(以下、MaaS)に戦略的出資を行うと発表した。

マルチモーダルサービスとは、新たに開発したスマホアプリ(名称Whim)を通じて、タクシー・レンタカーなどの車両や電車・バスなど公共交通機関、その他の多様な移動手段を組み合わせ、予約・決済機能を含めて、効率的な移動を提供する新たなサービス。

MaaSは2016年10月よりヘルシンキで試験事業を展開しており、将来的には世界の主要都市への事業展開を見込んでいる。両社は今回のMaaSへの出資により、コネクティッドカー・自動運転技術・電動化の進展や、シェアリングエコノミーの進展によるお客様消費行動の変化(クルマの所有から利活用へ)に適合した、より付加価値の高いサービスの提供を目指していく。

ADはMaaSへ実務レベルの人員を派遣し、新モビリティサービスやマルチモーダルビジネスのノウハウを取得するとともに、派生する保険関連事業について研究開発を進める予定。金杉社長は、「欧州子会社での本取り組みをとおして、利便性の高い移動手段のノウハウを取得することにより、お客さま接点の多様化に対応した、新しい保険商品・サービスの開発、保険の売り方を変えていきたい」と述べた。

TFSは新バリューチェーンとしてマルチモーダルビジネスの知見を習得し、収集データの分析に基づきトヨタ顧客へのより良いサービスの提供、カスタマーリテンションの向上に繋げていくことを検討している。犬塚社長は、「マルチモーダルサービスの分野において先陣を切るMaaSとパートナーを組めたことは大変喜ばしい。モビリティに関するお客様のニーズにしっかりと応えていきたい」と述べた。

ADとTFSは金融と保険が一体となったサービスを1990年代より世界各地において共同で展開しており、1999年に欧州でトヨタインシュランスマネジメント社を、2016年には米国でテレマティクス自動車保険関連サービスを提供するトヨタインシュランスマネジメントソリューションズ社を両社子会社を通じた共同出資により設立している。
国内外での新しいモビリティ社会の到来を見据え、今後も両社の持つ金融・保険・テレマティクス技術を活用し、次世代モビリティ事業における協業体制をさらに強化していく。

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