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日本交通、東亜タクシーとオーシャン交通を買収 神戸での台数拡大

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日本交通は、東亜タクシー並びにオーシャン交通の全発行済株式を取得し、5月29日付にて代表者変更、運営を引き継いだと発表した。

これにより日本交通は84台を傘下に収め、兵庫県神戸市において、日本交通の既存グループ会社1社と合わせて119台体制となる。

昨今、タクシー業界を取り巻く環境が大きく変化する中で、サービス品質の強化が重視されている。日本交通では2016年3月には大阪市の老舗タクシー会社「さくらタクシー」401台を傘下に収めたことで、経営体制を強化し、関西圏での高品質なタクシーサービスを本格展開してきている。

今回、東亜タクシー並びにオーシャン交通の株式取得を機に、京阪神大都市圏の一角を成す神戸でも大規模な事業展開を行うこととなった。

首都圏を中心に「桜にN」マークで親しまれている日本交通は創業89年、「Japan Hospitality」をテーマに利用者を幸せにできる移動空間の提供を目指し、社会環境や顧客ニーズの変化に応じた様々な取り組みを行っている。2001年よりビジネスクラス・タクシー“黒タク”を導入、都内各所に専用乗り場を開設し、「拾うではなく、選ばれるタクシー」を具現化している。さらに日本初となるスマートフォン配車アプリや、都内初となる妊婦送迎の「陣痛タクシー」、キッズ・観光・ケアの専門分野に特化した「エキスパート・ドライバー・サービス」など、他社にはない付加価値を追求し、顧客満足度向上に尽力している。

なお、今回の株式取得により、日本交通グループの関西地区でのタクシー保有台数は723台、全体のタクシー保有台数は5401台(2017年5月末時点、FC社含む)となる。