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トランスコスモス、マレーシアのフィンテック企業と資本業務提携 

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アウトソーシングビジネス大手のトランスコスモス【9715】とマレーシアのフィンテック企業であるSoft Space Sdn Bhd(以下、Soft Space)は、トランスコスモスがSoft Spaceに500万USドル投資する資本・業務提携を実施すると発表した。
投資金額は、日本円にして約5億5千万円。

今回の資本・業務提携に伴い、モバイル決済サービスを組み合わせたCRMソリューションを協業展開していく。スマホアプリからのオンラインデータだけでなく、オフラインの購買データも活用した、広告・クーポン配信、ロイヤルティマーケティング、チャットコミュニケーションなど効果的なオムニチャネルマーケティングやCRM活動を実現し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させていく。

Soft Spaceは、mPOS(mobile point of sale)のソリューションを中心に革新的なモバイル決済サービスを提供する、ASEANを代表するフィンテック企業。決済事業者などと柔軟に接続可能なクラウド型データセンターの強みを活かし、多様な決済サービスをワンプラットフォームで展開している。また、アジアで初めてクラウド型データセンター側で、クレジットカード・デビットカードの認証処理世界基準であるEMV Level2の認定を取得する等、高いセキュリティ技術も保有している。

トランスコスモスは、広告、Webサイト、チャット、コールセンター、ECなど顧客企業と顧客のさまざまな接点における構築・運用サービスを提供している。また、これらマルチチャネルで収集したコミュニケーションデータをクラウド上で統合し、最先端のAI/機械学習技術を用いて分析・活用する独自のDMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス「transcosmos decode(称呼:トランスコスモスデコード)」の提供など、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを支援している。

Frost and Sullivanの調査によると、ASEANは世界で最も成長が早い地域のひとつで、EC市場は2020年までに250億ドルを超えると予想されている。特に、小売業やモバイルコマースで大きな需要があり、多くの企業がEC関連事業に参入している。