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ヒューマンアカデミー、カナダと米国の語学学校を買収 留学サービス充実へ

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東証ジャスダック上場の人材・介護事業などを展開するヒューマンホールディングス【2415】の完全子会社であるヒューマンアカデミーは、カナダ法人2社(JRCP Holdings、International House Career Colleage Inc.) 米国法人1社(NET PACIFIC GROUP)の出資持分を取得し、同社を子会社化(ヒューマンホールディングスの孫会社化)すると発表した。
取得価格は、非公表。

近年の英会話・語学関連市場を取り巻く環境は、企業のグローバル化の進展により、世界で活躍できる人材ニーズの高まりを受けて拡大基調で推移している。また、留学などの海外経験がキャリアに大きな影響を与えるようになってきたことや海外に学びの場やキャリアを求める学生が増えたことにより、世界的に留学生数が増加している。さらに、2020年から小学校での英語教育の必修化が予定されているなど、早期英語教育需要のさらなる高まりが予想されている。

このような状況のもと、ヒューマンホールディングスグループでは小中学生に対して外国人講師とのオンライン英会話を提供するヒューマンアカデミーランゲージスクールや、海外大学の留学に向けた英語学習としてのヒューマン国際大学機構など幅広い世代に対して語学関連サービスの提供を行ってきている。

JRCP Holdings及びNET PACIFIC GROUPはアメリカやカナダで語学学校を運営し、一般的な英会話プログラムに限らずTOEIC を始めとする試験対策やカナダ提携校パスウェイプログラム(※)を提供するなど多種多様なニーズに対応。International House Career College Inc.は英語教師養成プログラムを提供し、特定のプログラムを受講することによりJ-SHINE(日本の小学校英語指導者資格)の認証を受けることが可能となる。

今回3法人の出資持分を取得することにより、留学を希望する学生に対し国内での英語学習から現地大学への進学までをトータルでサポートすることが可能となり、さらに小学校での英語教育の必修化により国内での英語教師が不足する可能性に備え、J-SHINEの認証を受けるプログラムをヒューマンホールディングスグループに組み入れることで国内での小学校英語教師の育成を実施していく。

(※)パスウェイプログラム
留学1年目から英語学習と併行して大学の学部授業も受講でき、そのプログラムを無事修了すると、大学2年次に進級できるプログラム