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沢井製薬、1155億円で米ジェネリック医薬品メーカーを買収 本格的な米国市場進出へ

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東証1部上場でジェネリック医薬品の有力メーカーである沢井製薬【4555】は、米国のジェネリック医薬品メーカーであるUpsher-Smith Laboratories, Inc.(以下、「USL」)の全持分を新たに設立した沢井製薬の米国子会社を通じて取得すると発表した。
取得価格は、日本円で1155億円。

沢井製薬は、中期経営計画「M1 TRUST 2018」の中で、「市場環境の激変の中で成長を続けられる企業体質への変革」を目指すべき姿に掲げ、国内ジェネリック市場におけるNo.1シェアの堅持、ジェネリックシェア80%時代に対応した安定供給能力とコスト管理能力の強化、海外事業の基盤構築に向けた取り組みの加速といった重点テーマに取り組んできた。 海外事業については、世界大の医薬品市場である米国市場への挑戦を進めており、2013年6月に米国子会社を設立、同年8月に米国食品医薬品局(FDA)に対し、HMG-CoA還元酵素阻害剤ピタバスタチンについて 医薬品簡易承認申請(Abbreviated New Drug Application; ANDA)を提出し、2017年2月10日に日本のジェネリック専業メーカーとして初のパラグラフⅣによる承認を取得している。2016年6月28日には選択的β3アドレナリン受容体作動性過活動膀胱治療剤ミラベグロンについてANDAを申請したほか、今後も継続的にパラグラフⅣの取り組みを進める。

一方、USLは1919年に設立された、ジェネリック医薬品の研究開発、製造、販売を手掛ける米国の製薬会社。経口固形製剤を中心とした約30品目の多様な製品ポートフォリオ及び30品目を超えるパイプライン製品を有し、米国ジェネリック市場において揺るぎない地位を築いている。

沢井製薬は、2013年からパラグラフⅣを中心とした取り組みを進めてきているが、本件により米国にて確固たる事業基盤を獲得し、本格的な米国市場進出を果し、この事業基盤を活用し、USL独自のパイプライン製品に加え、沢井製薬米国向けパイプライン製品を米国市場にて展開していく方針。沢井製薬がこれまで日本で蓄積した知財戦略、製剤技術力とUSLが有する研究開発、製造、販売力を組み合わせることで米事業を伸展し、更なる成長、拡大を図っていく。

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