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金融機関向けシステムのシンプレクス、米投資銀行に精通したBeacon社と資本業務提携

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金融機関の収益業務に関わるシステムのコンサルティング業務を中心に展開しているシンプレクスBeacon Platform, Inc.(以下「Beacon社」)は、次世代プラットフォームソリューション「GenesisEIP」を共同開発すると共に、協業チームを組織し、欧米アジアの金融機関を対象としたセールス・マーケティングを推進することを目的として、資本業務提携をしたと発表した。

グローバルに成功を収めている米投資銀行では、ゴールドマン・サックスの SecDBに代表されるように、金融市場業務に必要なエッセンスを網羅した「プラットフォームソリューション」を自社開発することで、収益最大化を図っている。他方、プラットフォームソリューションを構築していない一般の金融機関では、迅速な商品追加や大量計算を伴うリスク計測等の必要に迫られるなか、機動的かつ柔軟な包括的ソリューションを求めるニーズが高まっている。

こうした状況のなかシンプレクスでは、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーの日本法人で20年に亘り金融工学分野の責任者を務めたメンバーを開発責任者に迎え、Genesisの開発を進めてきた。そしてGenesisの基盤として、米投資銀行の金融テクノロジーエッセンスが集約されたBeacon社製のBeacon Platformを採用することを決定し、技術検証を実施してきた。今回の資本業務提携は、2015年5月より協力を続けてきた現行のパートナーシップを更に発展させるもの。

資本業務提携の内容として、 1. 両社にて米国ニューヨークに共同オフィスを立ち上げ、Genesisの共同開発を推進する 2. 欧米アジアの金融機関を対象とした Genesisの共同セールス・マーケティング活動を推進する 3. プリセールス人員やコアエンジニア等、今後3年間で50名規模の協業チームを組織する 4. 本資本提携によりシンプレクスは、Beacon社の発行済株式の 2.9%を取得。

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