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城南進学研究社 、保育事業のJBS ナーサリーを買収 

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「城南予備校」や幼児・児童英語教室を運営する城南進学研究社【4720】は、保育事業を展開するJBSナーサリー(以下「JNC 社」)を買収、発行済株式全株を取得し子会社化すると発表した。なお、取得価額は、150百万円。

城南進学研究社は、「城南予備校」の予備校部門、小学生から高校生までを対象とした「城南コベッツ」の個別指導部門、乳幼児教育の「くぼたのうけん教室」、幼児・児童英語教室「ズー・フォニックス・アカデミー」、そして認証保育園「城南ルミナ保育園」等を運営している。
そのなかで、保育事業については、待機児童の解消や女性の社会進出を後押しする、将来性のある社会貢献事業として、事業の拡大を模索してきていた。

JNC社は、航空貨物搭載や客室清掃などの空港地上サービス業務を中核事業とするJBSホールディングス(以下「JBS社」)の完全子会社として、0~2歳までの乳幼児を対象とした小規模保育事業の保育施設を東京都内1か所、千葉5か所、福岡1か所の計7か所で運営している。また、保育士の適切な人員配置を行い、理念に則った保育を実施し、保護者とのコミュニケーションも密に行っている企業である。

JNC社は2012年の開業以来、施設数を増加させており、売上高は増加傾向にあるとともに、2017年3月期以降は認可保育園となり、営業利益、経常利益、当期純利益とも黒字化している。

JBS社では、経営資源の集中を図るとともに、JNC社の保育事業についてはさらに利用者のニーズに応えるため、最適な事業パートナーを探していたという。

かかる状況のもとで、城南進学研究社がJNC社を子会社化することにより、幅広い年齢層をカバーする総合教育機関として更なる事業の発展を図るとともに、地域近隣住民のニーズに応える新たなサービスの展開を期待できるものと判断、JNC社の発行済株式の100%を取得するもの。