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ルネサスエレクトロニクス、米国の半導体メーカーを買収

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フラッシュマイコンを軸として各種半導体に関する研究、開発、設計、製造を行うルネサスエレクトロニクス(以下「ルネサス」)【6723】は、パワーマネジメントICと高精度アナログに強みを持つ米国半導体メーカーのIntersil Corporation(以下「インターシル」)を、2017年2月24日付で買収したと発表した。

デジタル腕時計用ICのメーカーとして出発したインターシルは、現在、パワーマネジメントIC企業として、産業、インフラ、モバイル、車載、航空宇宙機器向けの高効率パワーマネジメントと高精度アナログ技術の開発に携わっている。

ルネサスは、今回の買収により、両社が有する先端技術やエンドマーケットに対する深い専門性を組み合わせることで、顧客へ先進的な組み込みシステムを提供できる世界的なソリューションプロバイダーとしての地位をさらに確固たるものにしたい考え。

この買収完了に伴い、インターシルは、ルネサスの100%子会社となる。今後ルネサスは、スムーズに事業統合できるよう注力するとともに、インターシルが提供する業界トップクラスの実績を持つパワーマネジメントICや高精度アナログなどの技術サポートと将来の製品開発を継続していく予定。またルネサスは、米国フロリダ州パームベイにあるインターシルの生産拠点の操業を継続し、米国カリフォルニア州にあるインターシル本社オフィス、設計拠点、ならびに世界中のインターシルの顧客に対する営業や技術サポート体制も存続させていく予定だとしている。