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河合楽器製作所、Parsons Music Corparationと資本業務提携

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大手楽器メーカーの河合楽器製作所【7952】は、Parsons Music Corporation(以下「PMC」)との間で、資本業務提携に関する契約を締結すると発表した。

河合楽器製作所は、より良い楽器づくりと音楽文化への貢献を目的として企業活動を続けている。創立90周年を迎える本年は、昨年した中期経営計画「Resonate 2018」に掲げる100年ブランドの確立を目指し、基幹事業である楽器事業・教育事業の成長に向けた取り組みを進めており、とりわけ重要市場である中国において、楽器販売・音楽教室・ 調律サービスの三位一体の事業体制の構築とそれを通じた業容の拡大に注力している。

一方、PMCは「Music is life」を企業理念に掲げ、中国本土と香港において楽器の生産・販売や音楽人材の育成を行う39の関係会社と92の直営店を抱える一大音楽企業グループ(以下「パーソンズグループ」)であり、「音楽文化の普及と音楽才能の育成」のミッションを果たすべく、自社ブランド・欧米著名ブランドの楽器生産と多くの国と地域での販売、多様な芸術コースの教室展開やコンクール・演奏会等の音楽イベント展開など、音楽芸術産業の発展に積極的に取り組んでいる。

河合楽器製作所とパーソンズグループとは、1993年に同グループを通じた中国でのピアノ販売を開始して以来、中国・香港での河合楽器製作所商品の販売拡大、中国市場向けKAWAIピアノの委託生産、共同出資による電子楽器生産会社の設立など、事業パートナーとしての関係を深めてきた。

拡大する電子楽器需要、良質な音楽教育コンテンツ、高度なピアノ調律技術と専門人材など、中国(香港含む)の市場ニーズが多様化する中、河合楽器製作所グループとパーソンズグループとの間で資本関係を構築し、長期にわたる協業をコミットする強い信頼関係の下で、両社グループの技術力、販売力、ブランド力を融合し、また互いの経営資源を有効に補完し合うことが、協業効果を最大化し両社グループの企業価値の向上と音楽産業界の発展に繋がるとしている。