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日清オイリオグループ、攝津製油を完全子会社化 企業価値向上へ

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  • 2017年2月9日

日清オイリオグループ【2602】および攝津製油【2611】は、日清オイリオグループを株式交換完全親会社とし、攝津製油を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、両社の間で株式交換契約を締結したと発表した。

攝津製油の普通株式は株式会社東京証券取引所において、平成29年4月26日付で上場廃止(最終売買日は平成29年4月25日)となる予定。

日清オイリオグループは、明治40年の創立以来110年にわたり、植物油脂の製造・販売を中心とする事業を展開している。現在、子会社24社、関連会社14社およびその他の関係会社1社で企業グループを構成し、主な事業として、油脂・油糧事業、加工油脂事業、ファインケミカル事業およびヘルシーフーズ事業を展開している。

一方、攝津製油は、明治22年の創立以来127年にわたり、油脂事業・化成品事業を展開している。現在、攝津製油は、油脂事業においては、大豆油をはじめとする各種植物油の精製・充 填・販売を行っており、一部は日清オイリオグループに販売している。化成品事業においては、 各種洗剤、除菌洗浄剤、医薬部外品等の製造・販売を行っており、一部は花王【4452】に販売している。攝津製油は、近時、化成品事業における洗浄剤や除菌剤などの衛生管理分野に重点をおいた事業展開を行っており、ますます高まる食の安全安心への要請にこたえられる研究開発や生産体制の強化が求められている。

このような中で、日清オイリオグループと攝津製油は、両社の企業価値向上に資することを目的として、平成28年6月頃より、日清オイリオグループを頂点とする企業集団における攝津製油の位置づけおよび両社間の事業シナジーの最大化の方策について協議を行ってきていた。その結果、グループ内の関連する経営資源を集約し、そのうえで経営資源の再配置を行うことで、グループ各社における得意分野への経営資源の集中や、グループ内の重複機能の削減を行うことが可能となり、両社の企業価値の向上に資するとの認識に至り、今回の子会社化が実現したもの。